Pot.Crypt.md5

RFC1321 - The MD5 Message-Digest Algorithm を用いて string の MD5 ハッシュ値を計算し、そのハッシュを返します。

Pot.globalize() が適応されている場合、Pot.md5() が md5() で実行できます。

計算された結果の 32 文字の 16 進数からなるハッシュがすべて小文字で返ります。

Pot.debug(Pot.md5('apple')); // '1f3870be274f6c49b3e31a0c6728957f'

md5 には deferred というメソッドがあり、非同期で実行することが可能です。
非同期で実行することにより、巨大な文字列に対しても負荷を抑え実行することが可能です。

{Pot.Deferred} Pot.Crypt.md5.deferred ({String} string)

引数 string の MD5 ハッシュ値を計算します。同期で md5() したのと同じです。
処理は非同期で行われます。
計算された結果を引数に持つ Pot.Deferred インスタンスが返ります。
Pot.md5.deferred() で実行できます。
結果からは then() などによりチェインを繋げることができます。

Pot.md5.deferred.slow() のようにして速度の指定ができます。
指定できる名前は以下の表を参照ください。
デフォルトの速度は normal です。

値 / メソッド名

速度

limp

最も遅い

doze

遅い

slow

遅め

normal

通常

fast

速め

rapid

速い

ninja

最も速い

非同期で実行する例:

Pot.md5.deferred('apple').then(function(res) {
    debug(res); // '1f3870be274f6c49b3e31a0c6728957f'
});

Pot.md5 Async Test:
http://jsfiddle.net/polygonplanet/6e2E5/